第1回 交換交流体験記

近藤篤史(東京大学 人体病理学 博士課程2年)

2019年4月-5月に順天堂大学、6月-7月に福島県立医大に「つなぐ」の交換留学をさせていただきました。

順天堂大学では病理部および臨床検査部での業務を体験しましたが、病理部では消化管をはじめ多くの症例を、検査部では骨髄塗抹標本の診断を経験することができました。また、病理部および検査部の先生方から日々診断に関する考え方など丁寧な指導を賜り、病理組織診断に対する視野を広げることもできました。

福島県立医大では実験手技の体験(In situ hybridization、FISH、細胞培養など)、症例検討会への参加および会津医療センターの見学と非常に学びの多い期間を過ごさせていただきました。さらに法医解剖も経験させていただき、病理解剖とは異なった法医解剖の解剖手技、所見のとり方や考え方を学ぶことができ、貴重な体験をさせていただけたと感じております。

各2ヶ月間の交換留学を通し、上述の通り多種多様な経験を積むことができました。交換留学以前と比べ自分の中での明らかな成長を実感しています。病理診断に対する知見が広がる、かけがえのない体験をさせていただけ、とてもありがたく感じております。今回得たものを活かし、日々適切な診断を下して多くの人を救える医師になれるよう努めていきたいと思います。